7月9日、館長・出口が東京学芸大学で講義を行いました。
本講義は、主に生涯学習・文化遺産教育コースの学生を対象とした「現代社会と生涯学習」の一コマとして行われたもので、生涯学習や文化遺産教育をめぐる考え方や現代社会における課題、実際の取り組みなど、基本的なことについて学ぶことを目的としています。当日は、公民館や博物館、図書館や文化財関係の施設において、「学び」をつなぐコーディネーターになることを志す約50名の学生が受講しました。(館長・出口も同大学の生涯学習専攻を2003年に卒業しています)
そのなかで館長・出口はゲスト講師として「地域の公共施設にできること~連携と協働から考える公民館の可能性」と題し、毎年冬に開講されるオムニバス講座「北公民館の冬じたく」での講座企画とその運営・広報手段におけるICT活用の実例に加え、地域協働やチトセピアホール・市民活動センターとの施設間連携の取り組みなどについてお話しました。
本講がこれからの公民館をはじめ図書館や公共ホール、市民活動センターなど公共施設を担う若い方々に対して、その魅力と意義を伝える一助となれば幸いです。
東京学芸大学「現代社会と生涯学習」
日時:2024年7月9日(火) 8:30 ~ 10:10
会場:講義棟N棟 N410教室